銅賞 コロナによる海洋汚染

京都市立桃山中学校 2年 土井 一輝

 僕は毎年夏休みに、海水浴に行っていた。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、どこにも行けなくなった。もちろん、海水浴もだ。僕は、毎年の楽しみである海水浴に行けなくなり、すごくがっかりした。
 ある日、僕がふとニュースを見ると、衝撃的なニュースが書かれていた。
 それは、
「新型コロナウイルスによる海洋汚染」
と言うニュースだ。
 僕は始め、このニュースを見た時
「コロナで海洋汚染?コロナが海を漂うのか?」
など、僕の頭は不思議でいっぱいになった。僕がよく聞く海洋汚染は、プラスチックゴミによるものだったため、僕はこのニュースについて調べてみることにした。
 すると、ある1つのものが原因だと言うニュースを発見した。
 そこには、
「新型コロナウイルス感染拡大で実用性が高まったマスクが原因」
となっていた。まさかと僕は思った。
 しかし、それには驚きな理由があった。
 一般的に売られているマスクには、不織布マスク「布」と書かれていますが、実は不織布マスクは布製ではなく、プラスチック製だったのです。不織布マスクのほとんどの部品がポリプロピレンなどで作られているためです。
 そんなマスクが海に捨てられたり、海に飛ばされたりするとそのマスクが海の波などでこなごなになってそれをあやまって魚が食べてしまうためどんどん魚の数が減ってきてしまうと言う事になってしまいます。
 これは、今までにあったプラスチックゴミによる海洋汚染と似ていると僕は思った。
 このニュースを見て僕は、びっくりしてしまった。でも僕は考えた。
「プラスチックゴミの時は、出来る限りしジ袋を使用せずエコバッグを使用する事は出来たけど、マスクはこんな事は出来ないし何かプラスチック以外で作る事は出来ないのかなぁ」
と思った。
 なので僕は自分がつくる事は、なかなか出来ないので想像だけでもしてみる事にした。
 まずプラスチックを使用していない糸で作ってみると、息はしやすいかもしれないがその分ウイルスも入ってきやすくなるためだめ。
 次に、紙で作ってみると、ウイルスは通さないけど、息がしにくかったり、少しの力で破けてしまうかもしれない。
 このままでは、海がマスクによるプラスチックゴミで汚染されてしまうと思った。
 汚染を防ぐために、今僕達が出来る事はないかと考えてみると、まず使用したマスクは、道や海などに捨てずに家などに帰ってから処分するなどは、今でも出来る事だと僕は思う。そのほかにもまだ出来る事があるかもしれないが今の所僕が考えられるのはそれだけだ。
 昔、良く聞いた
「悪い事をしたら全部自分に帰ってくる」
と言うのはこのことかもしれないと、僕は思った。
 なぜなら、海を僕達のマスクやゴミで汚染させてしまうと、海が汚く海水浴に行けなくなったり、食べれる魚の数が減ったりするからけっきょく損するのは、僕達になるからです。
 今年は、海水浴に行けなくなり、海がどうなっているのか少し心配な所もあるけれど、また来年行ける事をねがっている。
 そして、これからもプラスチックゴミと同じようにマスクにも気をつけていきたい。
 いつの日か、マスクがはずせる日が来てほしいと思い、思うぞんぶん海水浴が出来る日が待ち遠しいです。

2020年12月02日