佳作 魚釣り

奈良市立富雄第三中学校 1年 片山 歩

 私が住んでいる奈良県は海に面していない。海に泳ぎに行ったことはあるけれど、小さい時だったのでほとんど覚えていない。初めて魚釣りに行った時、テレビで見る海よりも波が強かったので驚いた。魚のサイズも、大きい魚がたくさんいると思っていたけれど小さくて意外だった。
 虫取りの場合は、捕まえる前にどんな虫が取れるのかが分かるけれど、魚釣りの場合は、竿を上げるまでどんな魚が釣れているか分からないところがわくわくして楽しい。竿が激しく揺れている時は、大きな魚が釣れているかもしれないのでさらにわくわくする。
 魚釣りで工夫することの一つ目は、当たりがあった深さや、魚が釣れた深さと同じくらいの深さに竿を下ろすことだ。その深さに竿を下ろすと、魚がまだいるかもしれないからだ。工夫することの二つ目は、サバが釣れたらサビキにすることだ。サビキにすると1回に何匹も釣ることができるからだ。しかし、サバを釣りすぎても食べきれないので量を考えて釣らないといけない。私はいつも釣りすぎるので、最後、海に返すことになる。次からは食べられる量だけを釣ろうと思う。サビキをしていると、時々アジなどのサバではない魚が釣れることもあるので面白い。
 魚釣りをする時に気をつけていることは、毒のある魚を触ったり、ひれが手にささらないようにすることだ。そして、最近気をつけていることは、クラゲが海面に5匹くらいいて、釣ると釣り針からはずすのが難しいので気をつけている。
 魚釣りをしていて気になることはゴミだ。海にゴミが浮いていたり、地面にゴミが落ちていたりする。だから、なるべくゴミを出さず、出たゴミは持って帰り、釣り場をきれいにしようと思う。いつまでも楽しく魚釣りができるように、環境を守りたいと思う。



2024年12月01日