佳作 南海トラフ

大山崎町立大山崎中学校 2年 鈴木 美結

 私が海について考えた時に、一番はじめに思いついたのが南海トラフについてです。なので今回は、南海トラフについて調べることにしました。
 まず南海トラフとはなにか調べました。南海トラフというワードは日本人ならほとんどの人は知っているはずです。けど、私たち中学生や、小学生はくわしく知らないと思います。
 南海トラフとは、四国の南の海底にある水深4000メートル級の溝のことで、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいる収束型のプレートの境界としています。そしてこの場所は巨大地震が発生しているとされています。
 次に
南海トラフがなにか知った上で、巨大地震、いいかえれば、南海トラフ地震について調べることにしました。
 南海トラフ地震では、いつ起こるか分からないが100年から150年間隔で繰り返し発生していることが分かりました。ということはそろそろ起きようとしています。そして、南海トラフ地震が起きて怖いのは地震だけではないんです。津波は大きな地震がきたあとに、きます。高さ数十センチの津波でも足がさらわれてながされとても命があぶないです。
 私はもっと津波について知りたくなったので、南海トラフ地震でどれくらいの津波がくるのか、そして、どこが被害を受けるのか調べました。
 まず、どれくらいの津波がくるかです。東日本大震災の津波よりも大きな津波がくるとされています。東日本大震災の津波が9.3メートル以上で南海トラフ地震の津波は高知県で最悪34メートル級が短時間でくると想定されています。それを知ったとき私は、ぼうぜんとしました。たくさんの人が東日本大震災の津波で亡くなったのに、その何倍もの津波がくるということに驚きをかくせませんでした。
 次にどこが大きな被害を受けるかです。一番被害を受けるのが高知県、次が静岡県、その次が東京都、ほかにも三重県や、徳島県などです。この地域の人たちには津波の備えをしてもらいたいです。私も、太平洋側の地域だからといってなにがおこるのか分からないので、備えが必要だと思いました。
 最後に私が地震や津波について知った上で必要な備えを考えました。まず水や食料です。生きる上でとても大切なものなので、とくに水は、体もあらえるし、のめるので大切です。あとは、ガムテープも大切だと思います。なにかとめれるし、なにかペンで書くこともできます。ほかにもケガの手当てもできます。私の地域は津波があまりくるようなところではないので、地震のときに必要だと思うのも考えました。まくらもとになんでもいいのでくつがあるほうがいいです。家がくずれたときに、ケガなしで家を出るには必要だからです。笛もあったほうがよくて、体力をつかわずに大きな音を出せるからです。
 私は、この作文のおかげで、地震や津波についてたくさんのことを考えさせられたし、私が生きているうちに南海トラフがくるのでしっかり備えておきたいと思いました。



2024年12月01日