佳作 近畿海事広報協会会長賞 環境への大切さ

上富田町立上富田中学校 2年 馳平 羽歩

 私は、夏や春になると白良浜ビーチラグビーをしに行きます。試合をする前にいつもけがをしないようにするために白良浜の浜に石や釘が落ちていないかみんなで探します。白良浜の海には沢山の人がいて泳いでいます。でも、ゴミがいっこもないわけではありません。それに、たまにゴミをゴミ箱に捨てなくて海に流したりしている人もいます。他にも大阪の海に行くと、海にはあまり人がいません。大阪の海では過去に水質汚染が問題となった事もあるそうです。たまにニュースなどで海が、汚くて海で泳いでいたクジラの胃の中に沢山のプラスチックゴミが発見される事も世界中でありました。他にも100万羽の海鳥、10万匹の海棲哺乳類、ウミガメ、無数の魚たちがプラスチックゴミをえさと間違えて食べてしまい死んだとされています。
 私が今までで海が汚いなと思ったのは、小学校で習ったフィリピンの砂浜に打ち上げられたクジラです。私は打ち上げられたクジラを見て本物のクジラだと思っていたけど、ほんとは海にあったゴミで作られたクジラだったそうです。でもこのゴミで作られたクジラは大きさ約二.二×三メートルとかなり巨大な大きさでした。海で見つけたプラスチックゴミで「最大の哺乳類」を制作したそうです。ビニール袋でできた腹部から飛び出た生々しいリアルな内臓は、ペットボトルやプラスチック容器、シャンプーやリンスの試供品の袋などを形を残したままで使って表現しています。口からも沢山のゴミがあふれ出ています。このクジラは、全部プラスチックゴミで作られたものだそうです。
 私は、プラスチックゴミが海などに沢山ある事で魚たちもえさと間違えて食べてしまい死んでしまうし私たちにも沢山の被害が広まってきます。だから、プラスチックゴミを捨ててなかったら、魚は死なないし、人間にもたくさんの被害にはならないから海を汚さないようにしていきたいと思いました。



2025年12月01日