吹田市立第一中学校3年 林 大遂
海は、海岸の砂浜から沖合の海溝までとても深いもので、その中に、多種多様な生物、そして、まだ見たことのない生物がいます。
日本は島国なため、広い地域にわたる排他的経済水域を持ち、水産資源が豊富な国です。そしてさらに、レアメタルなどの金属や天然ガスが日本の排他的経済水域内にあります。
しかし、海は近年、変化しています。地球温暖化による海面上昇、タンカーの事故による油の流出、サンゴの白化など、人間の手によって海は汚されています。これらを解決するために、いろいろな条約が結ばれていますが、すべての人が守っているわけではないので、効果は現れにくいと思います。
海は、世界とつながっているからこそ、きれいに保っておくべきで、川にすてたゴミは海に流れていき、魚がそのゴミを食べるというようなことがよく起きています。海や川は下水道でもゴミ捨て場でもありません。一人一人がゴミを捨てないという行動をとれば、海はまた、きれいになると思います。
海は昔から、人々や自然を豊かにしてきたもので、今でも海はすばらしい景色を我々に提供してくれています。
日本の海は、海上保安庁か海上自衛隊によって守られていますが、過去には、密輸か北朝鮮工作員などが不法入国するなど、世界とつながっているからこそ起きる問題があります。また、領土問題など他国ともめごとが起きています。そうしたなかで、海の平和を守るため、そして日本への海上輸送の安全を守るため彼らに感謝したいと思いました。
また、海は人を楽しませることができます。水上バイクかサーフィンをしたり、普通に泳いだり、魚をとったりなどさまざまな楽しみ方ができる場所で、多くの人々が毎年、海に訪れています。
一方、海は未開の場所やミステリアスなスポットが多数存在し、それらを研究する人も多いようです。沈没船か海底遺跡のようなものなど、海には未解決のことが多くあり、とてもわくわくします。
海は、これからも人々に豊かさを与えるものであり、人々は海を大切にし共に栄えていければいいなと思いました。
このように海は、現在、環境問題があり、汚れているように見えますが、自分たち人間が起こしたことなので、早急に行動し、海を守ることが大切だと思いました。そして、海を守ることが、川や山を守ることになり、いずれは、地球を守ることにつながればいいなと思いました。
世界とつながっているからこそ、SDGsにあるような、海の豊かさを守ろうという動きが世界中で活発になってきています。海は人間だけのものではなく、地球全体の共有物であることをすべての人間が理解し、地球を、海を守るために努力できるような世の中に一日でも早くなればいいなと思いました。