大阪市立長吉六反中学校3年 一瀬 陽弥
私の思う海は、みんなが思うように広くて青いきれいなものということです。今回は、自分が思う海というものについて書いていきたいと思います。
まず初めに、私が思う海への疑問です。どうしてあんなに広いのかということです。まず、何百年も前からある海とかがあると思うとすごい事だし、あんな広さのものがどうして出来るのかということです。なので私は調べてみることにしました。そしたら、地球が出来てから海が出来るまで七億年もの月日があったそうです。地球に大雨が降りたまったものが海になったのです。ですが海になる程の雨が降るとは、この時の雨が非常にすごい量だったんだと思いました。もともと地球には水が無かったそうなのです。だとしたらなぜ水が出来たのかというと、地球をつくった岩の中にあったもので、地球が出来たときにその水が水蒸気となって外に出て、それが冷やされて大量の雨になったそうなのです。
次に私の思った疑問は、なぜ海の水はしょっぱいのかです。水の中に塩がとけこんでいるからだそうで、その塩も、もともとは陸地の岩の中にあったものだったらしく、陸に降った雨が、川となって海に流れるときに、岩などをけずりとって、その中にふくまれている塩を、いっしょに運んできたからだそうなのです。地球ができたのが四十六億年前ぐらいで、七億年後に大雨が降り、陸の岩石をけずりながら流れて海を作り、その時から四十億年以上、陸地に降る雨は、川となって陸にある塩を海に運び続けているということです。ほんとうにすごいことだと思いました。
次に、海と光合成についてです。私たちが地球上で生きていくうえで欠かせない酸素は光合成によってつくられています。光合成と植物というイメージがありますが、ですが、実は、海の中でも光合成がおこなわれているらしいのです。太陽の光がとどく海の中にただよっている植物プランクトンや海藻は、水と二酸化炭素を体の中に取り入れ、太陽の光にあたるといろんな物を分解し、酸素の一部を海中に放つのだそうで、酸素などを結び付けて、炭水化物やたんぱく質をつくりだし、この有機物は食物連鎖をとおして海洋生物すべてのエネルギーのもととなるのです。光合成に必要な太陽の光がとどくのは海面から七十~八十メートルぐらいらしいのですが、この海面に近いところに住む植物プランクトンや海藻によって、地球の酸素の三分の二がつくられているらしいのです。私は、木などの植物からしか光合成しないと思っていたので知った時にとてもびっくりしました。そして、木などの植物も、海の水が水蒸気になりそれが雨になり、それで植物も育つので、陸にある木などの植物も海があるから光合成が出来て光合成で酸素が出来、人間が生きていられるので、海は本当に必要で重要なんだとあらためて思うことが出来、たいせつにしていかないといけないと思いました。
そうなると、海をたいせつにするにはと思いました。今、ビニール袋が有料になるという対策があり、それも地球の環境をまもるためです。プラスチックは、水にとけないので、海にたまっていったり、魚が食べてしまうのです。ポイ捨てなど小さな事から気をつかい環境的に良くしていきたいと思いました。最近、英語の教科書にSDGsというのが十七個かかれていました。SDGsとは持続可能な開発目標の略称だそうです。そして、その十四個目の目標が海の豊かさを守ろうとありました。私は、それまでSDGsを知りませんでした。でも、海の豊かさを守るのは世界的な目標となっているんだなと思いました。プラスチックはすごく多くのものに使われており、毎年世界では五兆枚のビニール袋が使われており、一分間に百万本のプラスチックボトルが売られています。私たちが使っているプラスチックの五十パーセントは使い捨てなのらしいです。九十パーセント以上のペットボトル飲料に、プラスチック粒子が混ざっているとのことです。そしてゴミ全体の十パーセントがプラスチックです。なので私たち一人一人が、日々の小さな選択を変えることで海の豊かさを守る活動に貢献することが出来るのです。ビニール袋の代わりにエコバッグを使ったり、ペットボトルに入った飲み物をひかえ、マイボトルを持参、マイ箸を使ったり、店側が紙ストローにしたり、お菓子のつつみを紙にしたりなどの対策も増えてきています。少しでも海への環境を守れるように少しのことから頑張ってしていきたいなと思いました。