吹田市立第一中学校3年 松屋 陽依莉
皆さんは“ライフセーバー”をご存知ですか。私は、この作文を取り組む前までは聞いたことがなかったのですが、海で働いている人にライフセーバーとして働く人を見つけたのでそこで初めて知りました。ライフセーバーについて調べていくうちにだんだんその方々の偉大さを感じぜひその方々の魅力を広めたいという意図で今回はこのようなテーマにすることを決めました。
では、最初に“ライフセーバーとは?”ということについてから説明をしていきます。水辺で起こる事故を防ぎ、事故が起こった場合にはすぐに救助活動を行う方々のことです。また、救助活動以外には遊泳客のパトロール、監視、天候や海岸地形のコンディションの確認、迷子の子どもを助けることや、浜辺の清掃活動など様々な仕事内容をこなしています。
次に、ライフセーバーのもつ能力についてです。ここの部分で私は一気にライフセーバーのとりこになりました。とても魅力的な内容であるので、今回は3つの能力をなるべく分かりやすく紹介できることに全力を尽くします。
1つ目は、高度な水泳能力です。溺れてしまった人を助けるために、その人の場所へ少しでも早く到着しなければいけません。水泳の技術に加え、体力・筋力などもあるということなのです。
2つ目は、過酷な状況に耐えることのできる能力です。非常にストレスのかかる仕事であり粘り強さが必要となります。また、このような場所ではいつ・誰が・何をするのかが分かりません。したがって、その時々の場面・状況に合わせて適切な判断をする判断能力や実行する実行力もかねそなえています。
3つ目は、コミュニケーション能力です。迷子になってしまった子どもを親のもとへと返すには、その子どもの名前や親の特徴を聞き出す必要があります。よって子どもと上手に関わる能力をもっています。
細かく書けばもっとあるのですがこんなにも多くの能力をもっているのです。ちなみにですが、こんなに優秀である方々であるので海外では公務員としてあつかわれている国があります。それくらいライフセーバーは偉大な存在であることが分かりますね。
それから、ライフセーバーになるために何をしたら良いのかということです。まず、ライフセーバーに公的な資格はないので誰でもいつでも名乗ることができます。しかし、多くの方がスポーツインストラクターやトレーナー・救急員のような資格をもっているそうです。気になる給料に関しましては、ライフセーバーとしての仕事のみで生活することは不可能とされているため、副業やボランティアとしている方が多い印象です。私は、大学生になった時にボランティアとして一度挑戦してみたいと考えています。とても良い経験になりそうです。
最後に“ライフセーバー”について知ってそこから学んだことを2つ書きます。
1つ目は、自分の将来についての視野が広がりました。ライフセーバーという自分が知らなかった職業について詳しく知ることでこんな仕事に似た仕事も探してみたいと思うようになりました。
2つ目は、命は自分だけで守るものではないということです。いくら給料が少なく過酷な仕事でも周りの人々の笑顔を守るため全力で任務に取り組む姿が印象に残りました。素敵な仕事に出会えて良かったです。